党創立102周年記念講演（１）「くらし・経済」（25分）　2024.07.13

日本共産党

23 Jul 202424:30

Summary

TLDRこのスクリプトでは、物価高と生活の苦しみが広がっている現実を示す政府の調査結果に触れ、特に18歳未満の子供を持つ世帯に強い影響があると指摘。生活支援の現場では、物価高の影響が大きく、賃上げが続かず物価上昇に悩む人々が増えている。一方で、大企業の利益は増え続けるが、賃金に反映されておらず、経済格差が広がっている。日本共産党は経済再生プランを提案し、賃上げや社会保障の充実、税財政改革を主張。国民の生活を最優先し、経済政策の転換を求める。

Takeaways

😔 国民生活基礎調査によると、生活が苦しいと感じる18歳未満の子供がいる世帯が65%に増加し、物価高で節約の限界に達している。
🏥 谷川智さんによると、物価高の影響で、食料支援を受ける人が増え、生活が非常に苦しい状況にある人々が存在する。
📈 物価高の主な要因は、アベノミクスの金融緩和政策による異常な円安で、輸入に依存するエネルギーや食料の価格が高騰している。
📉 実質賃金が1996年以降、74万円も減少し、2012年から23年で33万6000円も減少している。
💰 大企業の利益はアベノミクス開始以来3倍に増加し、富裕層の資産も3.8倍に膨らみ、しかし賃金に回された割合は非常に低くなっている。
🚗 トヨタ自動車のように利益が向上しても、賃上げはほとんど見えず、経営者の報酬や配当が大幅に増加している。
🏭 下請け企業への支払いが増えるとの約束にもかかわらず、実際には賃上げの阻害や不当な費用負担が行われている。
🔄 日本共産党は経済再生プランを提案し、賃上げや待遇改善を求める働き方改革、消費税や社会保障の充実、格差を縮める税財政改革を提唱している。
🌐 再生可能エネルギーの拡大や食料自給率の向上を通じて持続可能な経済社会への改革が重要視されている。
👷‍♂️ アメリカの労働組合が大規模なストライキを行い、経営者の報酬増加にもとづく賃上げを勝ち取る戦いが注目されている。
🎓 学生運動が学費値上げに反対し、教育費の負担軽減を求めている。これは、教育や研究の国際競争力を確保するために重要な問題である。

Q & A

国民生活基礎調査によると、生活が苦しいと感じる18歳未満の子供がいる世帯の割合はどれくらい増えていますか？
-国民生活基礎調査によると、生活が苦しいと感じる18歳未満の子供がいる世帯では、前の年から10ポイント以上増えています。
物価高と生活の苦しさはどのように関連していますか？
-物価高は生活コストを上げ、節約の限界に達している家庭が多くなり、生活が苦しいという実態を引き起こしています。
アベノミクスの金融緩和がなぜ物価高につながっているとされていますか？
-アベノミクスの金融緩和は異常な円安をもたらしており、輸入に依存しているエネルギーや食料のコストが高くなるため物価高につながっています。
実質賃金の減少が日本経済にどのような影響を与えていますか？
-実質賃金の減少は家計の余裕を狭め、消費活動を低下させることで経済全体の需要を低下させています。
大企業の利益増加と賃金上昇の割合はどう関係していますか？
-大企業の利益は増加していますが、賃金に回された割合は非常に低く、例えばトヨタ自動車では利益に対する0.09%にすぎません。
日本共産党の経済再生プランにはどのような3つの改革が含まれていますか？
-日本共産党の経済再生プランには、賃上げと待遇改善を進める働き方改革、消費税と社会保障の充実、教育費負担の軽減、格差を縮める税財政改革、気候危機を打開するためのエネルギーと食料自給率向上の持続可能な経済社会への改革の3つの改革が含まれています。
アベノミクスの経済政策の失敗は何ですか？
-アベノミクスの経済政策の失敗は、大企業への利益が下りてこず、賃上げが実現されず、生活が苦しい国民が増えることにあります。
トヨタ自動車の役員報酬と配当はどのようになっていますか？
-トヨタ自動車の役員報酬は大きく増やされており、会長の豊田秋吉は1年間で33億8000万円を報酬として受け取っています。また、配当も17億6000万円が分配されています。
大学学費値上げに反対する運動はなぜ必要ですか？
-大学学費値上げに反対する運動は、学生が教育を受ける権利を確保し、経済的負担を軽減するために必要です。
非正規雇用の問題はどのように解決するべきですか？
-非正規雇用の問題は、労働法の改正や雇用条件の改善、安定した雇用の確保を通じて解決するべきです。
国民的な運動が経済政策を変えるために重要な理由は何ですか？
-国民的な運動が経済政策を変えるために重要な理由は、政治の転換を促し、国民の声を政治に反映させることで、経済の持続可能な発展を目指すことができるからです。